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ubarさんとこで、シャーロック・ホームズの話が出たので、ちょっと。

聖典の長編4、短編56はすべて読んでいます。ただ、何年かに一度読み返さないと、有名な作品以外は忘れてしまうのが、困ったもんです。

で、読みきると、薀蓄を傾けたくなります。話の矛盾点や、あたらしい発見を求めて研究書を。「踊る人形」に代表される推理間違い。話が正確なら、ワトソン博士の結婚回数は3回。しかし、エピソードに現れるのはもちろん「四つの署名」のみ。すごい研究書だと、ホームズが笑った回数まで調べているとか。

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それから、考えるのが、新しいホームズ譚が読みたいという欲求。で、次に手を出すのが、パスティーシュ(=文体模倣)。これは文字通り、いかにもっともらしく書くかがミソ。

そのほとんどは、ワトソン博士の未発表原稿が見つかったっていうのがお約束。日本の傑作には、島田荘司氏の『漱石と倫敦ミイラ殺人事件』。これは、漱石の未発表原稿も同時に見つかって、実は、留学時代に会っていたという凝ったもの。

他には、ホームズの空白期間、つまり、モリアーティ教授とライヘンバッハの滝に落ちてから「空き家の事件」でロンドンに帰ってくるまでの3年間を描いたもの。
まずは、原作どおり、東洋を旅していたというもの。これは、加納一朗氏の”ホック氏”シリーズがオススメ。日本にももちろん立ち寄ってます。彼は日本の古武術バリツの心得があるのです。
次に、実は、麻薬中毒治療のため、姿を隠していたのが真相とするもの。『ワトスン博士の未発表手記による シャーロック・ホームズ氏の素敵な冒険』あたりか。
もちろん、若きホームズの冒険譚も。こちらは映画が有名ですが。

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このほか、パロディ物としては、ロバート・L・フィッシュの『シュロック・ホームズの冒険』が大好きです。日本では、いしいひさいち氏の『Comical mystery tour―赤禿連盟』か?多分まだ何冊か本棚にあるはずですが、全部の書影は難しかったです。(単に整理が悪いだけ?)


中にはこんなものまで。タイトルは対になっていますが、関連はありません。左は、ホームズが女だったというもの。右は、ワトソン博士と●モだったというもの。

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どれも、原典(シャーロキアンは聖典と呼ぶ)を知っていれば楽しめます。しかし、本当に面白いものは、原典を知らなくても面白いのです。
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2005.11.24 Thu l 土曜日の本 l COM(2) TB(0) l top ▲

コメント

バリツって何ですか(^^;;
本は読んでますが、物語系はほとんど読んだことがなくって(^^;
シャーロックホームズも読んだことありません~
読もうとしても、長そうですね(^^;
2005.11.24 Thu l ubar. URL l 編集
バリツとは
コナン・ドイル卿が柔術を聞き違えたというのが、通説です。長編と言ってもそれほどの長さではないですし、ほとんどが短編ですので寝る前のお楽しみです。
2005.11.24 Thu l うぐいす. URL l 編集

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